一人暮らしで1LDKの部屋を探している方はちょっと待った!
1LDKに長らく住んでいた僕の体験談を含めて、一人暮らしで1LDKを選ぶメリットデメリットを徹底解説します!
Contents
Sponsored link
1LDKの基礎知識
1LDKの間取り
1LDKは、リビングダイニングキッチンのそれぞれの頭文字を取ってLDK。これに加えて1部屋を表しています。
- リビング=居間
- ダイニング=食堂
- キッチン=台所
公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会によれば、1LDKの場合、リビングは8畳以上
と定められています。
一方でLDK部分以外の間取りの大きさは物件によって様々で、リビングよりも小さい物件も多いです。
レイアウトに関しては、LDK(リビングダイニングキッチン)という名前の通り、オーソドックスな使い方はダイニングキッチンを設ける上の図のようなレイアウトです。
とはいえ、ワンルームや1Kに比べてレイアウトの自由が高いため、人によって個性が出ますね。
その他レイアウトについて知りたい方は以下の記事で画像付きで解説しています。
-
一人暮らし向け1LDKレイアウトを画像付きで解説!
一人暮らし用の1LDKレイアウトを種類分けして、実例をもとに徹底解説していきます! 1LDKは一人暮らし向け物件としては ...
他の間取りとの比較
1K、1DK、1LDKの違いは簡単で、キッチンの大きさが違うだけ。
1K | 4.5畳未満 |
---|---|
1DK | 4.5畳以上、8畳未満 |
1LDK | 8畳未満 |
〇畳と言われてもイメージがわかないと思うので、画像を用意しました。
6畳のダイニングキッチン画像

出典:https://roomclip.jp/photo/EiVD
1DKに多いサイズがこれです。
思ったよりも小さい印象を受けたのではないでしょうか。
1DKではせいぜい2人掛けのダイニングテーブルを置くだけで終わってしまう場合が多いので、一人暮らし的にはコストパフォーマンスが低いと思います。
ので、個人的には1DKを選ぶなら1Kか1LDKをお勧めしています。
8畳のダイニングキッチン画像

出典:https://roomclip.jp/photo/Z7V6
1LDKは8畳以上と定められているので、上記の画像が最低の大きさです。
間取りの都合上、若干狭い印象を受けますが、8畳であればダイニングスペースに加えて、ミニリビングを用意するのには十分な広さと言えるでしょう。
私自身、長く1LDKに住んでいたのですが、まぁまぁ大きめの2人掛けのソファーを置いたリビングも十分に作ることができます。
一人暮らしだとそもそもダイニング自体不要という方も多いので、ダイニングをなくすことで、ひろびろとしたリビングとするか、もしくは作業スペース(PCデスク)などの空間を確保するのがおすすめです。
Sponsored link
一人暮らしで1LDKに住むメリット
生活にメリハリが出る
一人暮らしとしては、ワンルームや1Kでスペースとしては十分です。それでも1LDKに住むメリットは、やはり部屋の広さと部屋数にあります。
1LDKの物件で一人暮らしをすると、食事はダイニング、趣味はテーブル、くつろぐのはリビング、寝るのは寝室というように、自分の行動別にスペースを分けることができ、生活にメリハリがでます。
人間は場所によって頭が切り替わるものなので、集中したい物事はスペースを分けるのが効率が良いのです。
勉強に追われる学生さんや、フリーランスで家で仕事をする方、趣味に没頭したい方は、1LDKで作業スペースを設けるのをおすすめします。
十分な収納スペース
1LDKなら、収納家具を配置するのに十分なスペースがあります。

出典:https://roomclip.jp/photo/bv8a
寝室にスペースがない場合は、リビングにあえて見せる家具として配置するのがおすすめ。
おしゃれな家具を配置したりして楽しめるのも、1LDKのような大きな部屋だからこそ。
隣人にまともな人が多い気がする
これは完全に僕の体験談ですが、ワンルームや1Kよりも治安が良い印象があります。
一人暮らしに限った話ではないですが、隣人ガチャで失敗してしまうと、どんな良い部屋でも台無しです。
1LDKはカップルやファミリーが住んでいるケースも多いからか、経験上、割とまともな人が多いかなと思います。
友達が呼びやすい
1R、1Kの物件だと、よほど大きな間取りでない場合は、人を呼ぶには手狭な印象です。
1LDKのリビングであれば、人が4人ほど集まっても大分余裕があります。
収納スペースが用意されている物件なら、布団などを用意しておけば、遊んだ流れで友達を泊めることも十分に可能です。
また、人に寝室は見せたくないという人でも、1LDKなら寝室を丸ごと隠すことが出来ます。
同棲にシフトできる
知らない人も多いと思いますが、ワンルームや1Kでは、そもそも同棲できない物件が多いです。
僕は以前同棲するときに、かなりお金がピンチだったので、2つの大手不動産や不動産屋に「お金ないので1Kとかで2人入居可能な部屋ないんですか?」と聞いたら、「ワンルーム、1Kはほとんどが二人入居できませんよ」とのこと。
この記事を書いているときに、賃貸情報サイトで調べてみましたが、ワンルーム、1Kの物件のうち、二人入居可能な物件は12%くらいでした。
もちろん1LDK=二人入居可能というわけではないので、同棲を予定している、もしくは将来的に考えている方は、部屋探しの段階で条件に加えておきましょう。
Sponsored link
一人暮らしで1LDKに住むデメリット
価格が高い
東京23区で家賃相場が比較的低めの板橋区では、ワンルーム、1Kが8万円前後に対し、1LDKが12万円。
練馬区ではワンルーム、1Kが6~7.5万円に対し、1LDKが11.5万円と、そもそも23区の家賃が高すぎるのもありますが、4万円程度の価格差が出てしまいます。
1LDKは一人暮らしにもカップル向けにも人気の高い間取りなので仕方がありませんが、家賃が高いが最大のデメリットです。
合わせて読みたい!賃貸契約の仲介料を半額にする方法! 一人暮らしを始めるうえで、避けて通れない部屋探し。 一度引っ越しをするだけで大量にお金を使うことになるので、物件選びは妥 ... 一人暮らしの場合は、なにかと調整が効きやすく、ポイントを抑えることで引っ越し費用を割安にすることも可能です。 今回は、一 ...
初期費用が〇万円お得に!部屋探しを安く済ませる方法
合わせて読みたい!引っ越し費用を最大50%OFFにする方法!
最大50%OFF?引っ越し費用を"激安にする"たった一つの方法
光熱費も高くなる
部屋が広くなる分冷暖房の効率が下がるため、光熱費も高くなります。
あまりに家賃が生活費ぎりぎりのラインで部屋を決めてしまうと、光熱費で若干かさんだ分が思ったより辛く感じるので、特に冬場は余裕を持って+数千円は見ておきましょう。
(経験上そこまでは増えませんが、部屋の間取りにも依存するので念のため)
家具をそろえる必要がある
あまりにも家具がなさすぎると、生活感がなくなって気味の悪い部屋になってしまいます。
その場合は、最低限ラグを敷いたりして、床が見える範囲を狭めることで緩和することができます。
が、あまりにもスペースがあまるようであれば、もう1サイズ小さい部屋にすることをおすすめします。
Sponsored link
1LDKの部屋に決めるその前に
1LDKはとてもメリットのある部屋ですが、一方で費用面ではかなり家計を圧迫します。
多少余裕がある方も、将来のことを考えて貯金などをするために、ワンルーム、1Kで我慢するという選択も大いにあり。
もちろん、趣味をやるためだったり、部屋のインテリアが趣味だったり、同棲を予定していたりと、確固たる理由があるのならば、1LDKはとても魅力的な間取りなのでおすすめです。
が、「多少お金に余裕あるし、なんとなく1LDK!」と言う方は、メリットデメリットを鑑みて、もう一度考え直すことをおすすめします。
他の間取りについての評価はこちらの記事で!
合わせて読みたい!賃貸契約の仲介料を半額にする方法! 一人暮らしを始めるうえで、避けて通れない部屋探し。 一度引っ越しをするだけで大量にお金を使うことになるので、物件選びは妥 ... 一人暮らしの場合は、なにかと調整が効きやすく、ポイントを抑えることで引っ越し費用を割安にすることも可能です。 今回は、一 ...
初期費用が〇万円お得に!部屋探しを安く済ませる方法
合わせて読みたい!引っ越し費用を最大50%OFFにする方法!
最大50%OFF?引っ越し費用を"激安にする"たった一つの方法