2LDKといえば家族持ちの人が住むイメージがありますが、実は一人暮らしで2LDKを住む人が増えてきています。
そして、一人暮らしで2LDKでも必ずしも贅沢ではありませんよ!
この記事では、2LDKのメリット・デメリットの視点から、どんな人が2LDKに向いているかがわかります。
この記事はこんな人におすすめです
- 2LDKに興味がある人
- 2LDKのメリット・デメリットが知りたい人
- 2LDKの部屋で一人暮らしをする費用を安く済ませたい人
Contents
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2LDKの間取り
2LDKと2DKの違い
2LDKは、2部屋+リビングダイニングキッチンの計3部屋がある間取りのことを差します。
部屋数では2DKと2LDKは変わりありませんが、唯一の違いはキッチン部分の大きさで、2DKのダイニングキッチンは6畳~10畳未満で、2LDKのリビングダイニングキッチンは11畳以上の大きさです。
この大きさというのは公益社団法人首都圏不動産公正取引協議会によって定められています。
以下は2K、2DK、2LDKの比較画像です。
2LDKは一番右の間取りです。
2K、2DKは生活スペースとして利用できる部屋数が2部屋であるため、住んだ感覚としては1LDKとあまり変わりませんでした。(僕の主観)
2DKのダイニングキッチン部分は6畳~10畳未満ですので、ぎりぎりの6畳サイズの物件だと、1部屋というよりも大きなキッチンくらいの感覚です。

出典:https://roomclip.jp/photo/Zy0t
これが6畳のキッチンですが、ダイニングテーブルを置くのなら十分ですが、プチリビング化したりソファーや机を置くなど、生活スペースと利用するには手狭です。
キッチン部分をリビングにして、生活スペースの一部屋としてカウントするならば、最低でも8畳は欲しいところ。
2LDKで部屋を探す場合は2DKも合わせて探して、ダイニングキッチンが大きめの部屋を見つけると、2LDKよりも安い家賃で体感としては2LDKとかわらない部屋がみつかるかもしれません。

出典:https://roomclip.jp/photo/eaz2
一方で、この画像は10畳のリビングです。
2LDKのLDK部分は10畳以上である必要があるので、十分な大きさの部屋と言えるでしょう。
ここからは、2LDKに一人暮らしをしている友人の体験談から、メリット・デメリットについて解説していきます。
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2LDKで一人暮らしをするメリット
用途別に部屋を分けれる
2LDKに住む一番メリットはなんといっても広さと部屋数です。
部屋数が無限にあったと仮定した場合、おそらくリビング、寝室、書斎、作業部屋などなど、用途別に部屋を分けて利用する人がほとんどではないでしょうか。
人間は用途別にまとめられている空間のほうが住みやすいと感じるのが自然だと思います。
特に作業スペースなどは、集中力に大きく影響することでしょう。
部屋数を確保できない場合は、寝室と書斎を兼用したり、リビングの端に作業スペースを設けたりと、部屋ごとの役割が曖昧になっていきます。
2LDKならメリハリを聞いた部屋分けをできるため、特にフリーランスの方なんかにはおすすめですね。リビング、寝室、作業部屋でメリハリの利いた生活ができることでしょう。
2LDK一人暮らしをしている友人の場合は、リビング、寝室、書斎で分けて利用していました。本の量が多すぎて書斎でまるまる一部屋使わないといけないそうな。
一人暮らしをやっているとどうしてもスペースが取られる趣味は避けがちなのですが、このように趣味のために一部屋使うという大胆なことができるのも2LDKの魅力です。
来客があってもプライベートスペースを隠しやすい
これは1LDKでも同じことが言えますが、リビングがあるメリットとして、来客時に寝室などのプライベートスペースを隠すことができます。
2LDKではさらに、プライベートスペースが2部屋作れるので、趣味や仕事部屋と寝室を分けることが可能です。
同棲や結婚にも向いている
今後同棲をする予定がある方には2LDKはおすすめです。
まず、1Kなどの一人暮らし用の賃貸物件では、規約上同棲ができないというところが多くあります。
僕は以前同棲してたことがあり、「狭いのは我慢できるから、少しでも家賃押さえたいなぁ」と考えて不動産屋に足を運びましたが、「一人暮らし用の間取りでは、そもそも二人入居は無理なものが多いです」と言われてしまいました。
また、僕が同棲していた時は1LDKの間取りでして、これは個人の性格によるところも大きいですが、1LDKだとリビングと寝室の2部屋しかないので、ちょっと気まずいときや、疲れているときにも逃げ場がないというか、必ず顔を合わせないといけないというのがストレスに感じました。彼女のほうが。
別れるときに「一人でいたい時に人の気配があるのが、思ったよりストレスに感じることがあった」って言われました。
また、仕事の関係などでお互いの起床時間が違う場合などにも2LDKであればお互いのストレスを最小限に抑えることができるでしょう。
今後結婚などを視野に入れている人は、子供ができたときにも2LDKなら住見続けることが可能です。
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2LDKで一人暮らしをするデメリット
一度広い部屋に暮らすと戻れなくなる
小さい部屋から広い部屋なら大丈夫ですが、広い部屋から小さい部屋は厳しいものがあります。
精神的にもそうですが、物理的に小さな部屋には荷物が入らないので断捨離する必要が出てくるでしょう。
スペースがあまってしまう
広い部屋というのは、あまりにも家具がない状態だと生活感のない部屋になりがちです。
2LDKに住むならば、明確な部屋ごとの利用用途のイメージがあって選ぶのがおすすめです。
多少スペースが余るくらいであれば、大きめのラグなどをひいて緩和すると良いでしょう。(床が見えている面積が小さいほど部屋は狭く見えるので)
2LDKは家賃が高い
2LDKは家賃が圧倒的に高いです。東京の家賃相場が高い「港区」では、ワンルームですら7.5万円くらいで、2LDKの相場は24.5万円ほど。
僕の好きな「練馬区」あたりではワンルーム6万に対し、2LDKは11.4万円。
2LDKの物件を探す場合、港区は約3倍、練馬区なら約2倍と、家賃の相場が高い地域ほど2LDKにした場合の価格上昇が激しいのです。
ここからわかるのは、2LDKの物件を探す場合は、ワンルームや1Kよりもさらに相場が安い地域選びが重要ということ。
特に23区は家賃の相場が高いですが、以下の市はであれば都内でも8万円くらいまでで2LDKの物件がありました。
・あきる野市
・青梅市
・西多摩郡
・羽村市
・武蔵村山市
・福生市
・東大和市
・八王子市
・東村山市
・昭島市
・清瀬市
・町田市
・多摩市
ただ、23区に比べるとアクセスが非常に悪くなってしまいます。
千葉などのベッドタウンもありかなと調べてみましたが、都内へのアクセスが良い地域の2LDKだと9万~10万くらいの価格相場でした。
地域によって値段が跳ね上がりやすい2LDKの場合は、以下の記事で紹介しているチャット不動産などのネットで相談ができる系サービスを使って、地域選びのところから相談するとお得に部屋を探せます。
おすすめはietty/イエッティです。
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一人暮らしに2LDKは贅沢なのか?
正直に言って、一人暮らしなら過剰な広さだと思います。
ただし、結局2LDKを広いと感じるか、ちょうどいいと感じるかは生活スタイル次第ですし、何を優先するかもその人の自由なので、本当に2LDKが必要だと感じるのであれば自信をもって2LDKの部屋を探しましょう!
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2LDKの費用を抑える方法
特に2LDKの部屋は初期費用が膨らみがちです。
ここでは、家賃が安い部屋を見つけるコツと、仲介手数料が相場の半額になる方法を解説します。
ココがポイント
家賃を抑えるポイントはプロにエリアを選んでもらう
賃貸物件の家賃というのは駅ごとに大きく異なっています。都内では電車で十数分いくだけで数万円も家賃相場が違うため、いかに自分の職場などからアクセスがよく家賃の安い駅を見つけるかが勝負です。
とはいえ、特に都内は路線が入り組んでいるので、良く探してみると意外と穴場の駅があったりするんですが自力で見つけるのは大変。
楽に家賃を抑えるポイントとしては、職場の駅と予算を伝えてプロ(不動産屋)に見繕ってもらうのがおすすめです。
ココがポイント
ねらい目はチャット不動産サービス
家賃が安い最適な駅を都内で選ぶ場合、不動産屋を訪ねるとエリアが限定されてしまうことも。
もっとエリアを広げれば穴場の駅があったりするのにもったいないです。
チャット不動産系のサービスを利用すると、広いエリアの中からあなたに最適な部屋を探してもらえます。
チャット不動産系サービスは、これまで不動産屋を訪ねて対面で部屋を見繕ってもらっていたものが、チャット形式で行えるものです。
こんな感じでラフに聞けば見繕ってくれます。




ココがポイント
最適な駅は自力でさがすととてつもなく時間がかかる
自分でも最適な駅を探すことができますが、大量の路線を検索しなければなりません。
加えて、治安が良い駅なども考慮していくと、一ヵ月かかっても難しいでしょう。
チャット不動産サービスなら、スキマ時間にぽちぽちしておけば、不動産のプロが部屋を見繕ってくれるうえに、治安などのこだわり条件も考慮してくれます。
ココがポイント
初期費用が半額に
チャット不動産サービスでおすすめなのは、不動産仲介手数料が半額になるサービスです。
家賃が7万円の物件なら、初期費用で3万5千円もお得に!(店舗で接客をしない分、浮いた費用が利用者へ還元される仕組み)
不動産仲介手数料が半額になるのは、ietty/イエッティです。
物件の持ち込みも可能なので、他の不動産屋で見つけた物件でも、ietty経由で契約するだけで仲介手数料が半額となります。
残念な点はサービスの範囲が首都圏に限定される点です。
首都圏以外なら、LINEの友達追加でお手軽に利用できるAWANAI賃貸がおすすめです。(現在はAWANAI賃貸でも仲介手数料が半額です。終了時期は未定なのでしばらくやっていると思います。TOPページに半額と書いてあるのでわかりやすい)
AWANAI賃貸は部屋探しから契約、鍵の受け渡しまですべてインターネットで完結するので、遠方の部屋探しでもおすすめのサービスです。(内見もしようと思えば可能)
どちらも無料で利用できるので、ぜひ一度試してみてください!