一人暮らしの費用

東京の一人暮らしの生活費を徹底調査!節約のコツも解説

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計算

東京で一人暮らしをする際の生活費を徹底的に調査しました!

最低限必要な生活費から、簡単にできる節約方法。社会時、フリータ、女性などのケース別で、気を付けるべきポイントなどを解説します!

 

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東京の一人暮らしの生活費

全国の一人暮らし世帯の生活費の平均

まず初めに、総務省統計局の家計調査年報(家計収支編)平成29年(2017年)のデータを元に算出すると、34歳以下の一人暮らしの平均的な生活費は約15.5万円です。

うち、家賃を除いた生活費の平均は約12万円でした。(ここが重要)

 

私は地方、東京ともに暮らしたことがありますが、家賃を除いた生活費は、東京が特別高いとは感じませんでした。

東京は高いものもあれば安いものもあるので、ものによっては東京のほうが安いなんてことも。

そのため、平均してみるとさほどかわらないと思います。

 

一生懸命総務省の統計から計算しましたが、統計の穴と言うか、一部の人にしか発生しない費用が含まれてしまっています。

一人暮らしをするうえで最低限必要な項目だけで計算すると、生活費は月に約8万円程度です。

東京の家賃相場

次に家賃について考えてみます。

東京の一人暮らしの問題点は、家賃相場が地方の2倍なことです。

具体的には一人暮らしの間取り(1R、1K)で7.5万円くらいが相場となっています。

東京の一人暮らしの生活費(平均と内訳)

項目月額
家賃75,000円
食費40,000円
電気代3,500円
ガス代2,500円
水道代1,500円
家具・家事用品3,500円
保険・医療4,000円
交際費12,000円
通信費9,000円
合計151,000円

ここまでの内容をまとめると、合計で約15万円程度あれば、東京でも問題なく一人暮らしができるでしょう。

交際費など切りつめられるところもありますが、それはお好みで。

ちなみに、私の経験では、家賃6万円の物件に住んで月の生活費が12万円程度です。

 

こうして内役を見ると、東京の生活費の半分を家賃が占めていることがわかります。

東京は地域によってかなり家賃が変わるので、安い地域を選べば、家賃5万円台でも普通の物件に住むことは可能です。

とにかく東京の一人暮らしは「家賃の選び方が重要」なので、妥協せずに選びましょう!

以下の記事では、家賃の価格帯の決め方と、会社にアクセスが良く、安い地域の探し方を解説しています。

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東京で一人暮らしをする社会人の生活費

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車を買う場合は維持費に注意

社会人の場合は前述した表の通りで、合計で約15万円程度あれば、東京でも問題なく一人暮らしができるでしょう。

仕事の関係や趣味として自動車を購入する場合がありますが、自動車を維持費用で、月8,000円程度追加される点に注意です。

クリーニング代がかかる

スーツを着る仕事の場合は、スーツの購入代、クリーニング代等の費用もかかります。

私の場合はワイシャツはすべてクリーニングにだしていて、1枚100円なので月に2,000程度の支出です。

食費と交際費が高くなりがち

職場によっては飲み会が多くて交際費が高くなることも。

また、社会人の場合は昼飯をコンビニで済ます人が多く、仕事で疲れていると、ついつい夜も外食やコンビニで済ませてしまいがちなため、食費が増えてしまうことも。

 

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東京で一人暮らしをする学生の生活費

項目月額
家賃75,000円
食費25,000円
電気代3,500円
ガス代2,500円
水道代1,500円
家具・家事用品3,500円
保険・医療1,000円
通信費9,000円
交通費8,000円
合計129,000円

東京で一人暮らしをする学生は、月に13万円程度あれば生活できるでしょう。(交際費は除いています)

私の周りでは10万円程度で済ませている友人が多かったですが、家賃6万円程度の物件を選んでいました

東京には学生が多い街があって、家賃も物価も安い傾向があります。

練馬区なんかがそうですが、家賃6万円台の物件が豊富なので学生におすすめです。

以下記事で紹介しているのでよければ見てください。

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食費が節約しやすい

学食や生協を利用できるので、食費は節約しやすいです。

保険・医療費は安い

親が払っているというケースもありますが、自分で払っている学生も多いようです。

学生のための保険がいくつかあり、ものによっては月200円もしないような安価なものもあります。

交通費がかかる

34歳未満の単身者の交通費は平均で月8,000と言われています。

社会人の場合、企業によりますが、大体交通費が支給されますが、学生の場合は自分で捻出する必要があるので、部屋探しの際には交通費も注意しましょう。

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東京で一人暮らしをする女性の生活費

女性は食費や娯楽にかける生活費が低く、美容代やガス代が高いです。

しかし、全体の生活費は男性にくらべて低くなる傾向があります。

前述した学生、社会人の生活費が確保できていれば問題なく一人暮らしが可能です。

もし、フリータの方であれば、国民年金、保険料、所得税などで合計30,000円程度追加でかかるのには注意しましょう。

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節約のコツ

お金

節約と言えば電気代、ガス代の節約などがメジャーですが、東京の一人暮らしの生活費において、光熱費は月に1万円程度です。

4人くらいの世帯であれば光熱費が馬鹿にならないので、年間としてみると大きな節約につながりますが、一人暮らしでは光熱費の節約は思ったよりも効果がでません。

もちろん節約できるのは大事ですが、食費や娯楽・交際費を見直すところから始めましょう。

手軽にできるのは食費

食費はダイレクトに生活費を圧迫するので、コンビニで済ませていた一食を自炊に切り替えたり、自販機で買う飲み物を水筒にいれたものですませたり、手軽なものから食費を抑えるのが良いでしょう。

食費が月3万円だと、一日当たり1,000円です。まずは、朝100円、昼はコンビニで500円、夜は自炊で400円くらいを目安にしてみましょう。

家計簿をつけるのがおすすめ

私のおすすめは、コンビニや外食の時や、娯楽や交際費につかった分だけ家計簿をつけることです。

一人暮らしを始めて「よし!家計簿をつけよう!」と気合を入れても、結構こまかいところまでつけるのは面倒くさいんですよね。

ついつい浪費してしまいがちの項目だけ目に見えるようにしておくだけで自制心が働くため、浪費にストップがかかります。

クレジットカードでポイントを貯める

意外と馬鹿にできないのが現金で払っていたものをクレジットカードで払うこと。

以下の記事で紹介している楽天ポイントカードだと、還元率が良いので、単身世帯でも光熱費と携帯電話あたりだけで年間2,000ポイント(1ポイント=1円)くらいは溜まります。

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私の場合は趣味などで購入したものもクレジットカードでなるべく支払うようにして、家計簿代わりに使っています。(明細みて今月使い過ぎたとかがすぐわかるように)

通信費を見直す

月々の生活費を下げるためには、固定費を節約することが最も重要なポイントです。

例えば、格安Simに切り替えてみたり、固定回線の費用を見直してみるのも良いでしょう。

ほとんどの回線サービスが、一度契約すると違約金が発生するので、中途半端な時期に解約してしまうと違約金が発生して余計にお金がかかるので注意しましょう。

これから固定回線を引くというかたは、以下の違約金が発生しない回線サービスがおすすめです。

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部屋選びの段階が一番重要

固定費に関しては、部屋選びの段階で大きく決まってしまいます。

私が初めて一人暮らしをしたときに失敗したなと痛感したのが、以下の2点。

  • プロパンガス
  • 家賃

ガスは大きく分けてプロパンガスと都市ガスに分かれていて、基本的に都市ガスと記載された物件なら問題ありません。

都市ガスなら月2,000円くらい。プロパンガスどうしても高くなりがちですので、月4,500円くらいは見ておいたほうが良いと思います。

必ず都市ガスの物件を選ぶ必要はありませんが、同じ家賃の都市ガスとプロパンガスの物件があったら、都市ガスの物件の方が家賃が2,500円程度安いというイメージです。

 

また、上記の月4,500円というのはあくまで平均的なガス代で、プロパンガスは業者が自由に料金が設定できるので、料金が高い業者も存在します。

体験談ですが、3日に一回だけお風呂を沸かし残りの2日はシャワーをざっと5分くらい浴びて済ませて節約していましたが、それでも月に7,000円くらい請求される物件がありました……

持ち家であればプロパンガスの業者を変更することができますが、借家の場合は大家の承認が必要となるので基本的には変更できないものと思ってください。

 

家賃は言わずもがな、部屋に住んだ後に代えることができないですし、生活費の大半が家賃として消えていきます。

「やっぱり家賃がきついから引っ越し!」となると余計にお金がかかってしまうので、背伸びはせずに、今の自分の収入に見合った家賃の部屋を選びましょう。

年収、手取り別で、適切な家賃は以下の記事で解説しています。

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他にも、部屋選びをお得に済ますコツや、安い地域選びなんかを記事でまとめていますので、ぜひ合わせて読んでみてください!

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